Performance
成績評価基準?卒業認定基準
試験?成績評価

試験の概要

成績の評価は、それぞれの授業科目の学修が十分に行われたかどうかを判定するために行われるもので、筆記試験のほかに口述、レポート、論文、実技など担当教員によって種々の方法が取られます。

 

■ 試験の種類

定期試験 定期試験は、各学期末の一定期間に行われます。試験日程は、平常の時間割とは別に編成され、約2週間前に掲示されます。また、科目によっては、この期間以前に担当教員が適当と認めた時に、随時試験を行う場合があります。
大学院では、定期試験ではなく授業ごとに原則として学期末に実施されます。
追試験 病気、その他やむを得ない理由により、定められた期日に試験を受けることができなかった者に対して行う試験です。
追試験を希望する者は、試験終了後1週間以内に、欠席理由を明記した追試験(病気のときは医師の診断書、その他のときは証明書等を添付)を教務学生課に提出し、許可を得ます。
補充試験 定期試験で評価点が60点(評定C)に至らなかった場合の対応
60点(評定C)に至らない場合は、その科目は単位を修得することはできない。但し、科目責任者が必要と認める場合に限って「補充試験」を受けることができる。「補充試験」を希望する者は、「補充試験願」を指示された期限までに教務学生課へ提出しなければならない。原則として、「補充試験」は1回限りである。?大学院では、原則として行わない。

■ 受験資格

    1. 履修登録をしていること。
    2. 原則としてその授業科目の授業時間数の2/3以上出席していること。
      ただし、実習はこの限りではない。

■ 試験心得

    1. 試験室
      • 指定された講義室で行うので留意する。
    2. 座席
      • 掲示された座席表に従って学籍名簿順に着席する。
    3. 試験時間
      • 試験の開始時間および終了時間は、定期試験日程で割り当てられた時間内で、担当教員が決定するので、前もって確認しておく。
      • 定期試験期間中チャイムは使用しないため、時刻の確認は担当教員の指示に従う。
    4. 受験者の確認
      • 試験中は学生証を机の上に置く。
    5. 携帯所持品
      • 試験での使用を許可されたもの以外は、席に持ち込まないこと。
      • 携帯電話等は、アラームの設定を解除し、電源を切りカバンにしまうこと。
    6. 遅刻について
      • 遅刻者の入室は試験開始後20分まで認める。
    7. 学生の退室
      • 試験開始後30分を経過しなければ許可しない。但し、情報端末を用いる試験の場合はその限りでない。
      • 退室時には、解答用紙の学籍番号および氏名の記載を確認し、担当教員の指示に従って提出する。
    8. 不正行為
      • 試験中、不正行為を行った場合には、その科目が不合格となるほか、懲戒処分を受ける可能性があるので、充分留意する。
    9. 学生の欠席
      • やむを得ず欠席する場合は、教務学生課に連絡する。

成績評価

■ 2015年入学生まで

履修した授業科目の成績評価は、筆記試験のほか、授業の出席状況、学習状態、レポート提出などによって行われます。授業科目ごとの評価方法は、「シラバス」に記載されているので、注意して見てください。合格した場合には、その授業科目に所定の単位が与えられます。成績評価の基準は次のとおりです。不合格になった科目は、再履修することができます。

評語 評価 単位授与
A 80~100点 合格
B 70~79点
C 60~69点
D 59点以下 不合格

■ 2016年以降の入学生

 履修した授業科目の成績評価は、筆記試験のほか、授業の出席状況、学習状況、レポート提出などによって行われる。授業科目ごとの評価方法は、シラバスに記載されているので授業進行と共に確認する。授業科目の成績は、以下に掲げる基準によるものとする。合格した場合には、その授業科目に所定の単位が与えられる。また、成績の評価に対してグレード?ポイント(Grade Point、以下「GP」という)を設定し、不合格の授業科目を含めて、履修科目のGPの平均であるグレード?ポイント?アベレージ(Grade Point Average、以下「GPA」という)を算出し、総合成績評価を行う。

2016年~2022年

評語
評価(学修達成度)
判定
GP
単位授与
S
90~100点(90%以上)
合格
4.0点
A
80~89点(80以上90%未満)
3.0点
B
70~79点(70以上80%未満)
2.0点
C
60~69点(60以上70%未満)
1.0点
D
59点以下(60%未満)
不合格
0点
P:pass
60点以上(60%以上)
合格
対象外
認定
既修得単位の認定
認定することで単位授与
W:Withdrawal
履修取り消し
GP対象外

 

2023年

評語
評価(学修達成度)
判定
GP
単位授与
S
90~100点(90%以上)
合格
4.0点
A
80~89点(80以上90%未満)
3.0点
B
70~79点(70以上80%未満)
2.0点
C
60~69点(60以上70%未満)
1.0点
D
59点以下(60%未満)
不合格
0点
X
受験資格なし *1
K
受験放棄 *2
I:incomplete
合格におよばない *3
成績評価保留
P:pass
60点以上(60%以上)
合格
対象外
認定
既修得単位の認定
認定することで単位授与
W:Withdrawal
履修取り消し
GP対象外

*1「受験資格なし」とは、講義への出席回数の不足や課題の未提出等により、試験の受験資格がないことをいう。
*2「受験放棄」とは、何らかの理由により、試験を受験しなかったことをいう。
*3「合格におよばない(成績評価保留)」とは、定期試験、追試験、補充試験の結果、合格に満たない場合に、成績評価が保留されることをいう。
なお、成績確定は、特別指導を経た後、再試験を受けて行われる。履修した学期の次の学期末までに評価の確定がない場合は「D:不合格」評価となる。

 

2024年以降

評語
評価
評価内容基準
判定
GP
単位授与
S
80点以上
学修の高い効果が認められ、傑出した成績である
合格
4.0点
A
優れた成績である
3.0点
B
70~79点
概ね妥当な成績である
2.0点
C
60~69点
合格に必要な最低限度を満たした成績である
1.0点
D
59点以下
合格には至らない成績である
不合格
0点
X
受験資格なし *1
K
受験放棄 *2
I:incomplete
評価におよばない *3
成績評価保留
P:pass
60点以上
合格
対象外
認定
既修得単位の認定
認定
認定することで単位授与
W:Withdrawal
履修取り消し
GP対象外

*1「受験資格なし」とは、講義への出席回数の不足や課題の未提出等により、試験の受験資格がないことをいう。
*2「受験放棄」とは、何らかの理由により、試験を受験しなかったことをいう。
*3「評価におよばない(成績評価保留)」とは、定期試験、追試験、補充試験の結果、合格に満たない場合に、成績評価が保留されることをいう。
なお、成績確定は、特別指導を経た後、再試験を受けて行われる。履修した学期の次の学期末までに評価の確定がない場合は「D:不合格」評価となる。

■ GPA計算方法及び計算式

GPA=(評価を受けた授業科目のGP×その授業科目の単位数)の総和/履修登録した授業科目の単位数の合計(「不合格」の単位数含む)

計算式=4.0×Sの修得単位数+3.0×Aの修得単位数+2.0×Bの修得単位数+Cの修得単位数/履修登録した授業科目の単位数の合計(「不合格」の単位数含む)

●ヒューマンヘルスケア科目以外は、全てGPAの対象科目である。
●不合格(D評価)となった科目にもGPが付く。しかし、最終成績によってGPが付くので再履修して合格すればGPを得ることができる。

再履修

単位の修得ができなかった授業科目について、翌年度において単位を修得しようとする者は、改めて履修登録を行い、再履修しなければなりません。

卒業要件

■ 卒業要件(令和4(2022)年度入学生から)

本学を卒業するためには、4年以上在学し、必修科目117単位と選択科目13単位以上を合わせた130単位以上の単位を修得しなければなりません。
各領域?分野ごとの履修要件は以下のとおりです。本学で開講している授業科目の単位数、配当年次、時間数、および履修年次別授業科目については、シラバスを参照してください。

領域 分野 必修科目 選択科目 合計
人間科学領域 導入科目 2単位 1単位以上 3単位以上
人間の理解 5単位 3単位以上 8単位以上
社会の理解 4単位 2単位以上*2 6単位以上
環境の理解 2単位 1単位以上 3単位以上
情報 4単位 4単位以上
国際 3単位 2単位以上*1 5単位以上
小計 20単位 9単位以上 29単位以上
看護専門領域 健康?疾病?障害の理解 23単位 23単位
看護の基本 14単位 14単位
看護援助の方法 32単位 32単位
看護の実践 20単位 20単位
看護の発展 8単位 4単位以上 12単位以上
小計 97単位 4単位以上 101単位以上
合計 117単位 13単位以上 130単位以上

*1 人間科学領域「国際」分野の選択科目2単位以上のうち、「ドイツ語」「中国語」「ロシア語」の授業科目から1単位以上を修得する必要があります。*2 養護教諭2種免許申請を希望する学生は、「法と社会(選択科目)」の単位を修得する必要があります。

 

■ 卒業要件(令和3(2021)年度入学生まで)

本学を卒業するためには、4年以上在学し、必修科目116単位と選択科目13単位以上を合わせた129単位以上の単位を修得しなければなりません。
各領域?分野ごとの履修要件は以下のとおりです。本学で開講している授業科目の単位数、配当年次、時間数、および履修年次別授業科目については、シラバスを参照してください。

領域 分野 必修科目 選択科目 合計
人間科学領域 導入科目 2単位 1単位 3単位以上
人間の理解 5単位 3単位以上 8単位以上
社会の理解 4単位 2単位以上*2 6単位以上
環境の理解 2単位 1単位以上 3単位以上
情報 4単位 4単位以上
国際 3単位 2単位以上*1 5単位以上
小計 20単位 9単位以上 29単位以上
看護専門領域 健康?疾病?障害の理解 23単位 23単位
看護の基本 13単位 13単位
看護援助の方法 32単位 32単位
看護の実践 20単位 20単位
看護の発展 8単位 4単位以上 12単位以上
小計 96単位 4単位以上 100単位以上
合計 116単位 13単位以上 129単位以上

*1 人間科学領域「国際」分野の選択科目2単位以上のうち、「ドイツ語」「中国語」「ロシア語」の授業科目から1単位以上選択し、単位を修得する必要があります。*2 養護教諭2種免許申請を希望する学生は、「法と社会(選択科目)」の単位を修得する必要があります。

博士前期課程(修士)

■ 修了に必要な修得単位数

?本研究科博士前期課程に2年以上在籍
?共通科目14単位以上[必修10単位(特別研究6単位を含む)?選択4単位以上]
?専門科目16単位以上
?計30単位以上を修得しなければならない。

■ その他の修了要件

?修士論文の審査および修了試験に合格しなければならない。

博士後期課程(博士)

■ 修了に必要な修得単位数

?本研究科博士後期課程に3年以上在籍
?共特論科目2単位以上
?演習科目8単位以上
?計10単位以上を修得しなければならない。

■ その他の修了要件

?博士論文の審査および修了試験に合格しなければならない。